この話の性描写にはかなりきわどい表現が使われています!!
無理やりソカロ×アレンなお話です
苦手な方はバック!
大丈夫な方はどうぞ!






























□■ 真っ白な獲物 ■□



「元帥!やめっ」

 か細い悲鳴が室内に響く。迫る巨体を拒絶するように伸ばされた手をいとも簡単に片手で掴み固定すれば、臆するように引けた細い腰。逃げられると追いたくなるのは、人間の、否。元殺人鬼という過去を持つウィンターズ・ソカロの性というもの。今目の前に居る獲物にそれを理解しろ、というのは無理なことではあるが、そんな事はソカロには関係のない事であった。目の前に美味しそうな獲物が居る、それだけが事実であり、現実なのだ。
 獲物とされてしまった白髪の少年、アレン・ウォーカーにとっては迷惑極まりない話である。しかしアレンが置かれている状況は絶対的なピンチであった。元帥という地位を省いてもこのソカロに勝つことは不可能であろう。目の前の巨体と、ぎらりと光る目は恐怖を抱くには十分であった。獲物としての自覚が嫌というほどあるアレンの頬を冷たい汗が流れる。助けを待とうとも、そんなものが来るとは到底思えない。この危険極まりない元帥の部屋のそばなどに誰が好き好んで寄るであろうか。居るとしたら、他の元帥か、このソカロの弟子である者達だけだと確信できる。 そしてアレンは己の方向音痴を呪うのであった。見知らぬ通路に入り込み、気付いた時には、鋭い視線に狙われていた。そして鋭い視線の正体がソカロである事に気づいた瞬間、思わず後ずさったのが運のつきであった。そして狙われ、追いかけられ、引きずり込まれた。軽い戦闘で打った腰が痛いなどと言える状態ではない。今のアレンには、ソカロの思う"獲物"が狩という意味を含まない事を願うばかりであった。

「なぁに、考えてんだ?」

 まさしく氷ついている、真っ白な少年の腕を無理やり引き寄せ、耳元でねっとりと囁けば、胸の中に飛び込む形となった、細い体がびくりと動く。アレンの顔を覗き込んでやれば、蒼い顔をしていた。まるで追い詰められた獲物。あながち間違ってはいないのだが、アレンの表情と反応はソカロのサド心を煽るものであった。真っ白い肌、引きしまりすぎない体、真っ白いい髪から覗く襟足はとても柔らかそうで。ソカロは思わず、噛みついた。

「ひっ」

 アレンの短い悲鳴を心地よく聞きながら、歯形のついた襟足をねっとりと舐め上げた。瞬間、アレンが再び抵抗を始める。ソカロの気の代わりに気づいたようだ。だからと言って、離す気は毛頭なかった。むしろアレンの必死の抵抗がソカロを煽り、ボルテージを上げて行く。まるで殺戮を楽しむ瞬間のように、ゆっくりとアレンを追い詰める。逃げられない事を突きつけ、ゆっくりと犯してゆけば、アレンは少しずつ震えだした。

「っ!元帥!!」

 ソカロの手が、アレンのズボンに差し掛かったところで、アレンが声を張り上げた。その声を気にすることなく、ズボンの少し膨らんだ部分をさすりあげれば、アレンが息を詰める。しかしこのまま事に及ぼうとも、襲われたアレンが屈するとは考え辛い。もう少し面白い事にならないかと、ない頭をひねった瞬間。引き出しの奥底に存在する物を思い出した。にたり、と恐ろしい笑みを浮かべたソカロを見てしまったアレンの顔が更に青くなる。ソカロはアレンの腕を拘束したまま、ベッドに近づくと、アレンをベッドへ放り投げた。
 瞬間的に受け身をとったアレンは、好機とばかりにドアへと走り出す。しかしそんな目論見がうまく行く筈がなかった。ドアまであと数センチ、と思った瞬間。アレンの胴に太い腕が回り込み、すごい勢いで引きずり戻された。呆然と見上げる先には、己の師よりも不敵な笑みを浮かべたソカロがそこに居た。そして、アレンの胴にまわされていない方の手には、小さな小瓶があった。その小瓶のラベルを見て、アレンは息を詰めた。

「い、嫌だ!!離せっ!!」

 途端口調が崩れた事にソカロは、アレンが敬語を"使っている"のだと知る。さすが、あのクロスの弟子の事だけはある。ソカロの巨体にすっぽりと収まった細い体を、うつ伏せでベッドに無理やり組み敷いた。逃げようと引いた背を抑え込み、少し浮くような形となった、形の良いアレンの尻に手を這わせる。途端きゅっと締められた股に、本気で欲情した。枕もとに置いてあったナイフを手に取ると、ソカロは何の迷いもなしにアレンのズボンに切り込みを入れる。びり、と服の切れる音が響き始めた瞬間、アレンは動きを止め、震えだけが大きくなって行く。そんなアレンの様子を楽しみつつ、尻の割れ目に沿うように引き裂かれたズボンは開けてゆき、共に切られた下着さえ意味をなくしてゆく。そうして、現れるのはアレンの男にしてはふっくらとした、尻。股下まで切り裂いたところで、ズボンの端を掴み、勢いよく引っ張れば、アレンの下半身がさらけ出される結果となった。中途半端に膝の所でズボンを止めせいか、足を拘束する事に成功した。頭の端で、突っ込む時に大変だ、と思いつつも。そんな思考はどこかへと消えていった。今のソカロには、目の前の獲物を快楽に落とし、そして美味しくいただく事しか頭にはない。
 きゅぽん、と音を立てて小瓶の蓋が開けられる。中に入っていた琥珀色の液体を手に取ると、アレンの耳元で、囁いた。

「なぁ、ボーズ。良い声で」

 鳴けよ。
 アレンが静止の声を上げる前に、ソカロは目の前にさらけ出された尻を割り開き、奥に窄まっている蕾へと指を一本ねじ込んだ。アレンが声にならない悲鳴を上げ、体をこわばらせたのさえ気にすることなく。その太い指を奥へと進めていった。潤う事のない蕾はソカロの手についていた液体によって無理やり潤いを与えられる。少し動くのが楽になってきたと同時に、ソカロは中で指を曲げて、入口に少しの隙間を作る。そして。

「いやだぁ!」

 小瓶に入っていた残りの液体をアレンの中に注ぎ込んだのである。ソカロが指を動かす度にこぽこぽと音が鳴り、アレンの恥心を煽る。二本目の指が蕾に入り込んだ瞬間、アレンの反応に異変が起きる。

「え…やだ、何…!」

 その反応、思わず笑みがこぼれる。そして一度アレンの中から指を引き抜くと、またの間から手を入れてアレンのモノを手にとれば、途端に上がる嬌声。握り込み軽くさすってやれば、硬度を増してゆく。

「や、やっ触らないでっ!!ああああぁぁぁぁ!!」

 アレンの静止の声を無視し、先端に軽く爪を立ててやれば、アレンは呆気なく欲を放った。放心状態のアレンのモノ、袋、股に故意にアレンの欲をなすり付けながら腕を引き抜けば、要領を超えた恥心に、アレンの頬を雫が零れ落ち、シーツにシミをひとつ作った。絶頂をむかえた幼い体は快楽に負け、力の抜けた体はシーツに崩れおち、手が悔しげにシーツを握っている。その拳は震えている。

「なぁ、気持ちよかったダロ?」

 さすが"媚薬"だよなぁ、と耳元でねっとりと囁けば、鋭い灰銀に睨まれる。どこまでも屈しないとも思える、強い色を宿した灰銀に、口元が緩むのを抑えられない。そうだ。この瞳だ。この瞳を媚薬により屈させて、他の色に染め上げるのだ。それこそが、嗜好の悦び。
 再び内部にもぐり込んできた太い指に反応し、ビクついた首筋に再び噛みついて、獲物が落ちる様を見届けるのであった。





「いやぁぁぁぁぁ!!」

 絶叫するアレンの蕾にはソカロの太い指が3本も入り込み、ばらばらに蠢いていた。その中の一本が先ほど見つけた前立腺を引っ掻き、アレンはもう何度目かわからない欲をシーツに向けて放った。媚薬に侵された体は快楽に従順になり、アレンを追い詰めて行く。

「おぅおぅ、ヨさそうじゃねぇか」

 体がどんなに快楽に侵されようとも、アレンの精神は未だに屈していなかった。それがソカロを煽る材料になるのだとわかっていても、屈しはしなかった。
 屈したら、何かを持って行かれる気がして。アレンは必死に耐えた。

「もうそろそろ…か?」

 小さな呟きを耳にして、アレンは固く閉じていた瞼を上げて出来るだけ振り向いて、その先の光景に氷ついた。
 ソカロの赤黒いソレはアレンの知る男のモノの中で一番大きく見えた。無意識のうちに唇が震えるのを感じる。視線を感じたのか、ソカロと視線が交わり、にたり、と口元を歪ませた瞬間戦慄が駆け抜けた。
 カタカタと震えるアレンの背から太い腿を退かせると、ソカロは力ないアレンをゆっくりと起き上がらせて、膝の上に乗せた。恐怖に慄く表情はゾクゾクするほど綺麗で。アレンがこれからどれだけ泣き叫び、落ちて行くのかを考えるだけで、イキそうになる。今すぐに突っ込みたい衝動をどうにか抑え込み、アレンのほっそりとした顎を鷲掴みにすると、強制的に壁の方を向かせた。
 そこに映るのは、真っ青な顔をしたアレンと、にんまりと笑みを浮かべたソカロ。そう仕組んだ様に鏡が備え付けてあったのだ。
 ソカロのしようとしている事が理解できたのか、アレンの灰銀が更に大きく見開かれ、唇がなわなわと震えだす。
 アレンの期待を裏切らない形で、ソカロはアレンの腰を掴んだ。無抵抗のまま凍りつくアレンを軽く持ちあげると、アレンの手が恐れるようにソカロの腕を掴んできた。制止するための動作ではない、今から己に降りかかるであろう恐怖に屈したその仕草。
 ソカロはそのままアレンをゆっくりと降ろしてゆき。
「ああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 アレンの中にめり込んだ。
 入って行くなんて生易しいものではない。小さな場所にめり込み、こじ開けるように進むソカロのそれにアレンは耐えることなく泣き、そして叫んだ。指とは比べ物にならないぐらいの質量が進んでくる圧迫感に、吐き気さえ込み上げてくる。どうにか楽になろうとはち切れそうな頭で考えるが、当然の如くまとまる筈がない。短い息を吐きながら、痛みに泣いていると、ズン、と突き上げられ、残りの部分が一気に入り込み、アレンは声にならない悲鳴を上げた。そして衝撃をなんとかやり過ごし、瞼を上げて、再び凍りついた。
 鏡の存在を思い出したらしいアレンを、ソカロは鏡越しに笑うと、律動を開始した。アレンの腰を掴み上に引き上げては、落とす。その動作を数度繰り返す。鏡の中にはアレンの真っ白な下半身から、ソカロの赤黒いモノが出入りするのがよく見えた。アレンはその光景から目を反らすことが出来ないようで、涙を流しながら、衝撃に耐えていた。
 何度か律動を繰り返し、アレンの中にソカロの巨大なものが慣れ始めた時、アレンの口から大きな嬌声が漏れた。

「ひあぁぁぁっ!」
「ぐっ…」

 きゅっと締まった内部にソカロは息を詰めた。小さく痙攣を繰り返すアレンの体を不思議に思い、前を覗き込み、そして理解する。

「後ろの刺激でイッたのか」

 事実を突き付けられたアレンの体がこわばる。その硬さを解すように律動を始めればアレンの表情があからさまに変化する。

「ふぁっ…やぁ!んっ!!」

 艶めかしい表情で喘ぐアレンは快楽の渦にのまれ掛けて居る事を示していた。そのまま焦らすように小刻みに動いてやれば、灰銀の瞳からとめどなく生理的な涙がこぼれ落ちる。

「もぅ…いやぁ…」

 震える声音で悲鳴を上げ、灰銀が切なそうに歪んだ瞬間、ソカロの中で何かが切れたのを感じた。再びアレンをベッドにうつ伏せに押し倒すと、獣の如く律動を始めれば、アレンの悲鳴に近い嬌声が響いた。

「や、やっ!!ひぁぁぁ!つよ…すぎっ!ふあああぁぁん」

 深い所まで入り込み突き上げ、流れるような動作で入口まで引き、そして再び訪れる快楽に、アレンは頭が真っ白染まり、もう何も考えられなくなった。与えられる強過ぎる快楽にただ、喘ぐだけ。

「いやぁあぁぁ!ま、たっ!!イっちゃう!!」
 
 入れられてから何度目かの射精感に、アレンは思い切り中の物を締め付けながら達した。
 次の瞬間、耳元でソカロのうめき声を発したのを耳と脳が理解する前に、最奥で灼熱のように熱い欲望を叩きつけられ。

「ひぁぁぁぁぁぁ!!!」

 中でソカロのモノが引くつき、数回に分けて欲を吐き出しているのを頭の隅で感じながら、アレンの意識は落ちて行った。


 この日を境にいろんな意味でアレンを気に入ったソカロは、アレンを追いかけ捕まえては、行為に及ぶという事をし始めたのは、言うまでもない。


End....


■□ コメント □■

うわわ!!やってしまいした!
初ソカアレのくせに18禁!いや、20禁!!
なんかなまめかしくて、ごめんなさい!
でも、ソカアレ好きなんです!
同志様求む!!
なんちゃって!
読んでくださりありがつございました!!

09.02.13 冰魔 悟

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